PB220791.JPG       フェレットの胃切開手術

 フェレットはグルーミングをしていると自分の毛やごみなどを一緒に飲み込んでしまう事があります。それにより胃の中でそれらがかたまり、胃の出口を塞いだり、腸を塞いだりして具合が悪くなります。症状としては、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃潰瘍によって下痢や黒っぽい軟便をすることがあります。

フェレットも犬や猫と同じように、全身麻酔下で胃切開をおこない異物を摘出いたします。

PB220793.JPG        フェレットの胃から摘出した毛球の写真

これくらいの大きさになると胃の出口(幽門)を通過せず、胃の中に残り、胃酸過多、胃炎などの症状をおこし、食欲不振になっていきます。毛球症の初期症状として便の大きさが小さくなるなどの変化がみられます。さらに食欲がなく、胃が張ったような感じがしたら早めに受診をしてください。