先日、東京駅八重洲にて行われた製薬会社主催のセミナーに参加してきました。慢性疾患をテーマに一年を通して各地で行われており、今回は猫の腎臓病に対して、大学の先生をお招きして、新しく発売されたお薬と慢性腎臓病についての講義が行われました。医療は日々発展しており、新しい薬の開発や治療法の報告もあり日々進歩していますので、私たち獣医師も日々研鑽が必要だと強く感じました。
今回のテーマになっている慢性疾患の慢性腎臓病については、今までの記事やこれからも情報を発信していきたいと思いますが、一つ言えることは最も早期発見・早期治療が必要な病気の一つです。
今回、新しい薬が発売されはしましたが、腎臓病が進行してからでは中々治療効果がうまく認められないことも多いです。
当院では健康診断として、春と秋に血液検査のご案内をさせて頂いています。また今回の検査では腎機能を評価するのに優れている尿検査もご案内できるようになりました。特にシニアに入られているわんちゃん、ねこちゃんでは慢性腎臓病のような病気などの早期発見には有用ではありますので、ご検討してみて下さい。
詳しくは病院へお問い合わせや過去の記事に健康診断のご案内も載せているので、ご参考にしていただければと思います。