病気について 2015年5月 5日 14歳の猫ちゃんが、調子が悪いと言う事で来院されました。呼吸困難(呼吸回数が速い)を呈していたので、胸部レントゲン検査およびエコー図検査を行いました。検査結果から胸水貯留を確認し(上のレントゲン写真)、胸水抜去を行いました。胸水中に腫瘍細胞が存在するのと、抜去後のレントゲン検査で肺のマス(下のレントゲン写真で、わかる範囲で青色の丸の部分2箇所)が確認されました。今回の胸水貯留は腫瘍性ということがわかりました。今後は定期的な胸水抜去及び抗がん剤治療が必要になります。